プレヤーウォーキング

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セッション1

プレヤーウォーキングとは何か

あなたの住んでいる町について考えてください。町は数多くの人々で構成されています。彼らは家、マンション、アパートなどに住んでいます。また、事務所や工場で働き、店で買い物をし、公園や遊園地などで遊びます。レストランで食事をし、喫茶店やバーなどで友達と時を過ごします。そして、電車、バス、車、オートバイ、自転車、または徒歩で、それぞれ自分の行こうとしているところへ移動します。

神はあなたの町にいるすべての人々を愛しておられます。神は彼らのために御子イエス様を遣わされ、彼らが罪の赦しと永遠のいのちを得ることができるようにイエス様は十字架で死なれました。神は問題を抱えて生きているこの人々を、いやし、慰め、力づけ、励ますことによって助けたいと願っておられます。また、平安と喜びをもって彼らを祝福し、一人一人にすばらしいいのちを与えたいと願っておられます。

今、あなたの町にいるすべての人々に神の愛がインパクトを及ぼしている姿を想像してください。あなたが電車や店で目にする人々がみなイエス様を信じたらどうなるでしょうか。だれもがみな、日々の生活における問題に対して神の助けを体験したらどうなるでしょうか。だれもがみな、イエス様と個人的な関係を持ち、その結果もたらされる平安と喜びに包まれたらどうなるでしょうか。

あなたの町の現状は、ここに描いたような姿からはほど遠いため、神の愛がすべての人にインパクトを及ぼしている様子を想像することはほとんど不可能だとあなたは感じるかもしれません。しかし、神があなたの町にいるすべての人々を愛しておられるという事実は変わることがありません。神はあなたの町にいるすべての人々が神を知り、神の愛と祝福を体験することを本当に願っておられます。しかし、どのようにすればこのことが起こるのでしょうか。あなたの町が今の状態から変えられ、すべての人々がイエス様を信じる信仰によってもたらされる罪の赦しと新しいいのちを体験する機会を持つには、どうしたらいいのでしょうか。

あなたの町に、近所に、また家族や友人たちに、神の祝福をもたらすための一つの鍵は、祈りです。彼らが神の愛を体験することができるように、私たちは祈るべきです。イエス様が彼らを救ってくださるように祈りましょう。彼らの病に対するいやし、悲しみに対する慰め、弱さに対する力、失望に対する励ましを、神が与えてくださるように祈りましょう。そして、神が彼らに平安と喜びを与えてくださるように祈りましょう(他の人々のためにどのように祈るべきかについては、「他の人々のために祈る」の学びを参照してください)。

あなたの町にいる人々のために何を祈るべきかを知るためには、その人々のことを知る必要があります。彼らがなぜ喜んでいるのか、あるいは悲しんでいるのか、知らなければなりません。彼らは病気をもっていますか。怒っていますか。悲しんでいますか。孤独ですか。私たちは彼らの霊的な状態を知る必要があります。彼らのほとんどはイエス様を礼拝しませんが、それはなぜでしょうか。彼らが拝んでいるものは何でしょうか、あるいはだれでしょうか。彼らの必要を覚えて祈るためには、彼らの必要が何であるかを知らなければなりません。

この学びはプレヤーウォーキングについての学びです。プレヤーウォーキングは、あなたの町の人々のために、あなたが効果的に祈ることを助ける一つの方法です。あなたはプレヤーウォーキングを通して、あなたの近所、地域、町にいる人々の具体的な必要を見分け、そのために祈ることができるようになるでしょう。また、プレヤーウォーキングの原則をあなたの町において学び、適用したなら、あなたは他の町や国に行って、それらの場所でもプレヤーウォーキングをすることができるようになるでしょう。

プレヤーウォーキングとは、その言葉が示すとおりのものです。これは英語の二つの言葉、「プレヤー(祈り)」と「ウォーキング(歩行)」、から成り立っています。ですからプレヤーウォーキングとは、歩きながら祈ることを意味します。これは家で一人で祈ったり、小グループで祈ったり、礼拝で多くのクリスチャンと共に祈ったりする、普段なされている祈りの働きとは対照的です。普段の祈りにおいては、人々はたいてい目を閉じて祈りますが、プレヤーウォーキングでは、霊的な目だけでなく、肉体的な目も開きながら祈ります。この違いのゆえに、時々、プレヤーウォーキングに関する聖書的な根拠は何か尋ねる人たちもいます。このことについて話し合われるときによく引用されるみことばは、イエス様がマタイ6:6で命じられた言葉です。「あなたは、祈るときには自分の奥まった部屋にはいりなさい。そして、戸をしめて、隠れた所におられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れた所で見ておられるあなたの父が、あなたに報いてくださいます」。そしてこのような質問がなされます。「もし私たちが人々の見ている前で歩きながら祈るなら、私たちは人々の注意を自分たちに向けさせることになるのではありませんか。神は私たちが人前ではなく、隠れた所で祈ることを求めておられるのではありませんか」。

プレヤーウォーキングの目的は、人々の注意を自分に向けさせるために人前で祈ることではありません。多くの人々が行き交う公の場で祈る人たちは、たいてい、他の人々の注意を自分たちに向けさせないような仕方で祈ります。プレヤーウォーキングは、隠れた所で祈るようにと言われたイエス様の命令を破るものではありません。むしろ、プレヤーウォーキングの目的は、人々の具体的な必要を理解して祈ることができるように、人々のいる町中に行って祈ることなのです。スティーブ・ホーソンとグラハム・ケンドリックは、プレヤーウォーキングを「現場に赴き、洞察力を用いて祈る」こと、と定義しています。つまりそれは、近所、家々、そして人々のために、祈りの答えが与えられることを期待する場所において、その人々と彼らの必要を初めて見ることを通してもたらされる洞察をもって、彼らのためにとりなしの祈りをすることなのです。

*ここに書いたことや、この学びに示す他の洞察の多くは、スティーブ・ホーソン/グラハム・ケンドリック共著、「プレヤーウォーキング:現場に赴き、洞察力を用いて祈る」(翻訳・出版 日本バプテスト宣教団 バプテストメディアセンター 2001)から得ました。プレヤーウォーキングの定義に関しては、この本の24〜39ページを参照してください。

例えば、病気にかかっていることがはっきりと分かる人のそばを、プレヤーウォーキングをしているグループが歩いているとします。そのグループはその人とすれ違うときに、その人のいやしのために祈ります。また、言い争っている夫婦を見たとします。そのとき彼らは、この夫婦が健全で、幸せな結婚生活を送ることができるように祈ります。あるいは、このグループがポルノ雑誌やアダルトビデオを売っている店のそばを通り過ぎるとします。彼らはこの店の近所に住んでいる大人や若者たちが、性的なきよさを持つことができるように祈ります。さらに、そのグループが仏教のお寺を見つけたとします。彼らはその前で立ち止まり、人々が霊的な束縛から解放され、イエス様を信じることによってもたらされる新しいいのちを体験できるように祈ります。

ルカ10:1−11を読む。

2節でイエス様は、これから遣わそうとしている七十人の弟子たちに、何を命じられましたか。

イエス様は七十人の弟子たちを選び、彼らをご自分が行くつもりの町や村に遣わされました。彼らを送り出されるとき、イエス様は彼らにこう言われました。「収穫の主に、収穫のために働き手を送ってくださるように祈りなさい」(ルカ10:2)。イエス様は、彼らが行く予定の町や村の人々のことを、神の大いなる収穫として考えるように、弟子たちに言われたのでした。それからイエス様は、収穫のために祈るように彼らに命じられました。神がこの大いなる霊的な収穫のために働き人を備えてくださるように祈りなさいと、イエス様は言われたのでした。

収穫のために祈るようにとの命令は、人々の霊的な状態に対する、イエス様ご自身の

あわれみに基づいたものでした。マタイ9:35−36にはこう書かれています。「イエスは、すべての町や村を巡って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、あらゆる病気、あらゆるわずらいを直された。また、群衆を見て、羊飼いのない羊のように弱り果てて倒れている彼らをかわいそうに思われた」。

プレヤーウォーキングを始めるにあたって、あなたもイエス様のように、あなたの町にいる人々のことを弱り果てて倒れている、あわれみと愛の必要な人々として見ることができるように、祈りましょう。そして、イエス様があなたの町にいる人々の必要を示してくださるのに応じて、彼らの必要のために祈り始めましょう。

あなたの町にいるすべての人々のことを、神がもたらされる霊的な収穫であると考えるようにしましょう。すべての人々がイエス・キリストを信じることを通して神との関係を持つように導くことは、神ご自身の願いです。ですから、あなたの町の街角や近所を歩くとき、バスや電車に乗るとき、レストランで食事をするとき、店で買い物をするとき、あなたが目にするすべての人々がいつかイエス様を信じるようになることを、あなたは祈り求めることができます。

また、神が収穫のための働き人を送ってくださるように祈りましょう。その働き人の何人かは、別の場所から来る宣教師や牧師かもしれません。しかし、大多数の新しい働き人たちとは、あなたの町にいる、今現在、未信者の人たちです。あなたの町の人々を見るとき、いつかクリスチャンになり、そして霊的な収穫のための働き人として成長する人たちが起こされるように祈りましょう。その働き人たちには、福音を分かち合う人たち、新しいクリスチャンを育てる人たち、礼拝のリードをする人たち、交わりや励ましをもたらす人たち、奉仕の働きをリードする人たちが含まれます。

イエス様は弟子たちに対して、彼らを遣わすのは「狼の中に小羊を送り出すようなもの」(ルカ10:3)であると言われました。狼の前では、小羊は全く無防備で、生き残る望みも全くない存在です。イエス様は、お金やその他彼らが必要と思うものを何も持たないように命じられることを通して(ルカ10:4)、弟子たちにこのことを説明されました。弟子たちには、へりくだりと、神が彼らの必要を備えてくださることを完全に信頼する姿勢が求められました。

プレヤーウォーキングを始めると、あなたの町にいる人々の必要の大きさに、あなたは圧倒されることでしょう。第一に、あなたは人々の失われた状態のゆえに圧倒されることでしょう。日本にはクリスチャンはごくわずかしかいないため、あなたが目にする人たちはほぼ全員がノンクリスチャンであると仮定することができます。何らかの仕方でイエス様を信じるようにならない限り、このままではほとんどすべての人たちが、罪のために神との関係を持つことができず、永遠に地獄にいなければならなくなってしまうのです。

第二に、あなたは人々のライフスタイルのゆえに圧倒されることでしょう。人々は道徳的に問題のある選択をしています。ポルノはすべてのコンビ二、書店、レンタルビデオ屋にあります。売春(援助交際、出会い系サイト、児童買春なども含む)もごく普通のようになされていて、それに多くの高校生や中学生までもが関わっています。また、人々が酒に酔うことによって、様々な問題が引き起こされています。

第三に、あなたは人々の人間関係のゆえに圧倒されることでしょう。多くの家庭が問題を抱えています。同じ家に住んではいてもお互いに口を利かない夫婦がいます。多くの父親は自分の子どもとたち一緒に時を過ごしていません。多くの人々は心から話すことのできる本当の友達を一人も持っていません。ですから、町に何千人もの人々がいても、多くの人々は群衆の中で孤独を感じているのです。

あなたの町の霊的な状態を見るとき、あなたは自分が狼に出くわした小羊であると感じることでしょう。小羊のように、自分は何もできない無力な存在だと感じることでしょう。しかしあなたがこのようなへりくだった思いを抱くときこそ、あなたは心を尽くして神に祈ることができるようになります。神のみがあなたの町の人々を変える力を持っておられることを知るので、あなたは祈る準備ができた状態になるのです。神のみが人々の必要を満たすことができるのです。

イエス様は七十人の弟子たちにこう言われました。「どんな家にはいっても、まず、『この家に平安があるように。』と言いなさい。もしそこに平安の子がいたら、あなたがたの祈った平安は、その人の上にとどまります。だが、もしいないなら、その平安はあなたがたに返って来ます」(ルカ10:5−6)。プレヤーウォーキングをするとき、神が出会わせてくださる人々に焦点を合わせて祈りましょう。ある場合においては、道端で出会った人のために祈るべきかもしれません。そのようなとき、その人に知られないようにして少し離れたところで祈ることがよくなされます。しかし時には、その人のところに行って、その人の必要のために祈ってもよいか尋ねるように、聖霊に導かれることもあるでしょう。そのようにするときは、いつも注意深く、へりくだって、敏感にするべきです。その人を不愉快にさせて、福音など聞きたくないという思いを抱かせないようにすべきです。また別の場合においては、ある家に住んでいる家族のために、ある職場に勤めている人々のために祈ることもあるでしょう。祈るとき、あなたが祈っている人々に神の祝福が注がれ、神のみが与えることのできる平安がその人たちに与えられるように祈りましょう。

イエス様は遣わされる弟子たちにこう言われました。「その町の病人を直し、『神の国が、あなたがたに近づいた。』と言いなさい」(ルカ10:9)。まず、あなたが祈ろうとする相手の人自身にも、またあなたにも分かる、その人の必要のために祈ることから始めましょう。例えば、家や病院にいる人が肉体的にいやされるように祈ります。もし神がその祈りに答えて、いやしを与えてくださるなら、その人はイエス様についてもっと聞きたいと思うようになるかもしれません。これは、祈りによってあなたの町にいる人々にイエス様について語る機会がもたらされる一つの方法です。

かつてケニアのモンバサ市で宣教師として働いていたラルフ・ベシアは、あるときイスラム教のモスクへ、イエス様の御名で祈るために招かれました。彼はイスラム教の指導者たちから、「説教はしないでください。あなたには、ただ来て、イエスの名によって人々に祝福を祈っていただきたいと思っています。イエスの名に大いなる力があると聞いたものですから。」と言われました。ベシアが到着したとき、足のなえた8歳の娘を腕に抱えた男性が前に進んできました。彼はこう言いました。「娘のために祈ってくださいませんか。彼女はまだ一度も歩いたことがないのです」。ラルフ・ベシアはその少女のために祈りましたが、彼女はいやされなかったので、ベシアもその男性もがっかりしました。ベシアはその男性が後ろに向き直って自分の娘と共にモスクの外へ出ようとしたとき、主に叫びました。すると突然、その少女が父親の体を押しのけようとし始めました。彼女は父親を押しのけようとし続け、ついに父親の手から離れました。そして生まれて初めて、彼女は自分の力で立ったのです。そこにいたすべてのイスラム教徒の人たちは驚きました。ある人が立ち上がり、こう叫びました。「イエスは神だ!イエスの名に誉れがあるように!イエスは生きている!」

適用

1.プレヤーウォーキングについてあなたが学んだことを、あなたの小グループの一人、または二人の人と分かち合ってください。

2.あなたの住んでいるところや職場の周辺、あるいはあなたがよく行く地域を一つ選んでください。あなたがプレヤーウォーキングについて分かち合った人たちと共に、その地域でプレヤーウォーキングをする計画を立ててください。

3.プレヤーウォーキングに出かける前に、人々のことを神が見ておられるように見ることができるように祈りましょう。その人たちの霊的な必要のために祈ることができるように祈ってください。

4.プレヤーウォーキングをする際に、

(1)神が人々を祝福してくださるように祈りましょう。彼らがイエス様を信じ、救われるように祈ってください。

(2)あなたが見て、知った人々の必要のために祈りましょう。出会った人たちに、祈ってもよいか尋ねることもできますが、そうしなければならないということではありません。もし出会った人と祈るなら、へりくだって、その人の必要に対して敏感に対応してください。

5.プレヤーウォーキングを通して神が教えてくださったことを、あなたの小グループの他のメンバーと分かち合ってください。

*スティーブ・ホーソン/グラハム・ケンドリック共著、「プレヤーウォーキング:現場に赴き、洞察力を用いて祈る」191〜195ページ。

セッション2

プレヤーウォーキングの仕方

セッション1では、プレヤーウォーキングの意味について学びました。イエス様が七十人の弟子たちをガリラヤの町や村へ派遣された箇所を通して、プレヤーウォーキングの聖書的な根拠について学びました。七十人の弟子たちを遣わされたとき、イエス様は彼らに祈るように命じられました。イエス様が彼らに与えられた教えを学んだことによって、あなたはすでにプレヤーウォーキングについて多くのことを学びました。また、あなたの小グループの他のメンバーと共にプレヤーウォーキングをすることによって、あなたは学んだことを適用する機会も持ちました。

このセッション2では、プレヤーウォーキングをどのように、いつ、どこでするかについて、いくつかの実践的なアイディアを紹介したいと思います。これから分かち合うことは、あくまでアイディアに過ぎません。これから紹介するアイディアだけでなく、あなた自身の考えや経験、また神の導きをもとに、どこで、どのようにプレヤーウォーキングをするか考えてください。プレヤーウォーキングの目的は、人々の具体的な必要を理解して祈ることができるように人々のいる町中に行って祈ることです。どのような仕方でするにしても、そのことに心を留めてください。

どのようにするか

1.少人数でプレヤーウォーキングをします。二人か三人なら一緒に静かに祈ることができるので、ちょうど良いでしょう。その程度の人数なら、狭い道や人混みの中を通ることができます。しかし、時にはあなたの小グループ全体でプレヤーウォーキングをするのも良いでしょう。また、特別な機会にいくつかの他の小グループと一緒にすることもできます。例えば、人々の前でイエス様の御名をあがめるために、街角でいくつかの小グループが一緒にイエス様を礼拝することもできます。

2.プレヤーウォーキングをする場所を選びます。多くの人々が行き交う道、静かな住宅街、ビジネス街、市役所や政府関係の建物、病院、学校や大学、お寺や神社など、ほとんどどこででもすることができます。公の建物の中でプレヤーウォーキングをする場合は、その中に入っても大丈夫であるかどうか確かめましょう。また、あなたの町にいるクリスチャンたちの働きに支障をきたすことのないように、トラブルを起こさないようにしましょう。

3.プレヤーウォーキングをする時間を決めます。一般的には、2時間くらいの時間が必要となるでしょう。しかし、より短い時間でプレヤーウォーキングをするように神に導かれることもあるかもしれません。例えば、昼食時の30分間の休憩時間を用いて会社の中をプレヤーウォーキングするようにと、神があなたに語られるかもしれません。そのようなときは、神の導きに従いましょう。

4.プレヤーウォーキングをしている間は、会話形式で静かに話すようにします。一人が自分の祈りをしてその祈りを閉じ、次の人がまた自分の祈りをしてその祈りを閉じる、というのではなく、プレヤーウォーキングをしている間、一つの継続した祈りを祈るようにします。つまり、プレヤーウォーキングの最初から最後まで、グループとして神との会話を続けるのです。プレヤーウォーキングの参加者は、聖霊の導きにしたがって、代わる代わる声に出して祈ります。また、全員で同時に声に出して祈ったり、心の中で祈ったりすることもできます。神の導きに従って祈るようにしましょう。

5.礼拝をもってプレヤーウォーキングを始めます。神がどのようなお方であるか思い巡らし、神に賛美をささげます。あなたの町において神がすでにしてくださっていることについて感謝をささげます。また、あなたが祈ろうとしている人々のために神が計画を持っておられることに感謝します。これから行うプレヤーウォーキングを神にゆだねます。神の栄光のために用いていただくように祈り求めましょう。

6.あなたの周りにいる人々や社会の状況を知ることができるように、歩きながら、目を開けて祈ります。

7.あなたが出会う人たちや、家や建物にいる人たちを神が祝福してくださるように祈ります。彼らの心を開き、福音を受け入れ、イエス様を主、救い主として信じることができるように、神に祈り求めましょう。

8.人々の必要のために祈ります。それには、彼らの肉体的、精神的、霊的な必要が含まれます。

9.あなたの町に存在するポルノ、暴力、自殺、犯罪、アルコール依存などの悪について祈ります。人々の生活に影響を与えているこのような悪から彼らが解放されるように神に祈り求めましょう。

10.霊的な収穫のために祈ります。人々がイエス様を信じ、霊的に成長し、成熟したクリスチャンとなるように祈りましょう。

11.収穫のための働き人が起こされるように祈ります。あなたがプレヤーウォーキングをしている地域で、伝道、弟子づくり、交わり、礼拝、奉仕などの分野でリーダーとなる人たちが起こされるように祈りましょう。

12.礼拝のときをもってプレヤーウォーキングを終えます。プレヤーウォーキングを通して神に、またあなたの町の人々に仕える機会が与えられたことを神に感謝します。あなたの祈りを神が聞いてくださったことを感謝します。そして、あなたの祈りを神がどのように答えてくださるか期待して、神に賛美をささげます。

13.後日、評価のときを持つために集まります。また、あなたの町の同じ地域や別の地域で将来プレヤーウォーキングをするための計画を立てます。

いつするか

1.プレヤーウォーキングはいつでもすることができます。

2.プレヤーウォーキングは、あなたの町や近所において聖霊が働かれることを求めて、クリスチャンによる特別なイベントがなされる前にすることができます。特別なイベントには、伝道のイベント、弟子訓練のイベント、クリスチャンによるコンサート、地域全体のクリスチャンによる礼拝、クリスチャンによるフェスティバルなどが含まれます。あなたの町にいる人々を神が祝福してくださることを求めて行われるどのようなイベントにおいても、その前にプレヤーウォーキングをすることができます。その場合、イベントを計画するときに、プレヤーウォーキングの計画も含めるようにすると良いでしょう。またそのイベントのために、プレヤーウォーキングやその他のとりなしの祈りを導く、祈りのコーディネーターを立てることができれば、それが最も望ましいでしょう。

3.プレヤーウォーキングは、クリスマス、イースター、ペンテコステなどの特別なお祝いの一部として行うことができます。クリスマスでは、クリスマスキャロリングをしながらプレヤーウォーキングをすることができます。あなたの知っている人たちの家を訪ね、クリスマスソングを歌い、それから彼らにどのようなことのために祈ったらよいか尋ねることができます。

4.プレヤーウォーキングは、あなたの町にいる人々が苦しんだり、問題を抱えていたりするときに行うことができます。例えば、災害や犯罪が起きたときに、人々のために神の導きと平安を祈ることは、クリスチャンとしての一つの務めです。

5.プレヤーウォーキングは、フェスティバル、コンサート、スポーツイベントなど、主要な文化的なイベントのときに行うことができます。その場合、イベントに参加している他の人たちに不快感を与えないように行う必要があります。あなたがイベントが行われている場にいても大丈夫であるかどうか確かめましょう。また、また、あなたの町にいるクリスチャンたちの働きに支障をきたすことのないように、トラブルを起こさないようにしましょう。

6.プレヤーウォーキングは、元旦やお盆など、日本における主要な宗教的な儀礼がなされるときに行うことができます。そのようなときは、日本の諸宗教の霊的な束縛から人々を解放し、彼らを祝福してくださるように神に祈り求めるのが最もふさわしいでしょう。もし人々から何をしているか聞かれたなら、「私たちはクリスチャンです。私たちはイエス様があなたを、そして日本にいるすべての人々を祝福してくださるように祈っているのです。」と答えることができます。ある人たちはそれを聞いて不愉快に思うかもしれませんが、大多数の人たちはあなたの祈りに感謝することでしょう。

どこでするか

1.プレヤーウォーキングはどこででもすることができます。

2.あなたの住んでいる場所、あるいはあなたの小グループが集会を持っている場所の近所でプレヤーウォーキングをします。

3.あなたの職場で、あるいは職場の建物の周りでプレヤーウォーキングをします。

4.役所や政府関係の建物の中や周りでプレヤーウォーキングをします。指導者の人たちを祝福し、導いてくださるように神に祈り求めます。

5.病院やお年寄りの施設の中や周りでプレヤーウォーキングをします。その中にいる人たちのいやしと健康のために祈ります。建物の中で祈る場合は、許可を得てください。クリスマスや敬老の日に、そこにいる人々を訪ね、プレゼントを渡しながら彼らのために祈ることもできるでしょう。

6.町全体を見渡すことのできる山の頂上や高い建物の中で、プレヤーウォーキングをします。あなたの町に神の祝福、霊的ないやし、収穫が与えられるように祈ります。

7.公園でプレヤーウォーキングをします。あなたが出会う人たちの必要のために祈ります。

8.多くの人々が行き交う道でプレヤーウォーキングをします。あなたが出会う人たちや、その周辺の建物で働いている人たちのために祈ります。

9.多くの人々が利用する駅でプレヤーウォーキングをします。その駅を通過していく人々、またその駅で働いている人々のために祈ります。

10.学校や大学でプレヤーウォーキングをします。先生、職員、児童や学生、彼らの家族のために祈ります。学校の指導者たちが、聖書的な原則に従ってその学校を導くことができるように祈ります。

11.教会の建物においてプレヤーウォーキングをします。神がその教会を祝福し、導き、その建物が神の栄光のために用いられるように祈ります。また、礼拝、伝道、弟子づくり、交わり、奉仕など、その教会のすべての働きのために祈ります。

12.お寺や神社でプレヤーウォーキングをします。僧侶や神主をしている人たちが霊的な真理を知り、イエス様を信じるように祈ります。そのお寺や神社に来る人々が霊的な束縛から解放されるように祈ります。

 適用

1.あなたの小グループのメンバーと共に、2つの異なった場所でプレヤーウォーキングをするための計画を立ててください。上記に書かれている場所でもいいですし、あなたが考える別の場所でも構いません。プレヤーウォーキングはどこででもできることを心に留めておきましょう。

2.その2つの場所において一回ずつプレヤーウォーキングをしてください。一回につき、1〜2時間程度の時間で行いましょう。

3.プレヤーウォーキングを通して神が教えてくださったことを分かち合ってください。

考察

1.プレヤーウォーキングについて何を学びましたか。

2.プレヤーウォーキングについて質問はありますか。

3.今後プレヤーウォーキングをどのように行っていくか、計画を立ててください。

4.プレヤーウォーキングについてあなたが学んだことを他の人と分かち合うために、どのような計画を立てますか。

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Last updated: 11/11/04.